野鳥観察との出逢い

ヒレンジャク・緋連雀 

2021/02/20

愛知県豊橋市今橋にて撮影

 

ネットの記事を見ていて気付いたことなのだが、豊橋公園にヒレンジャクという図鑑でしか見た事の無い野鳥が飛来しているらしい。ネット検索すると多くの人が豊橋公園のヒレンジャクを撮影しているようだった。その中には最近の記事もあるので、もしかしたら自分でも撮れるかもしれないという気になり高倍率ズームのコンデジを持って出掛けてみた。思えば子供の頃から生き物が大好きだったので野鳥の写真も見つければ撮るようにしていた。ただ野鳥の場合は被写体までの距離が遠く動きも早いためいくら高倍率とはいえコンデジではそう簡単には撮影できない。今まで撮ってきた鳥の写真は証拠写真程度で、鳥以外で撮ってきた花や風景、祭りなどの写真とは自分でも比べられない物だったのである。たしかに鳥以外の写真はミラーレスで撮っているのでそもそも無理というものだが、鳥用に巨大なレンズは高価で買えないし買えたとしても重くて持ち歩くことは出来ない。足が不自由である事と車の免許を持っていない事で、無理なく持ち歩ける軽い機材でなければならない。興味はあるが鳥の撮影は真剣に考えてはこなかったのだ。ところが豊橋公園のヒレンジャクはそれほど機材にこだわってなさそうな方も撮影したという投稿が多く見られた。そこでCanonの高倍率ズームコンデジPowerShot SX70HSを持って出掛けてみることにしたのである。ヒレンジャクは冬に渡ってくる鳥でヤドリギの実を好んで食べるという。豊橋公園は豊川という大きい川に面していて樹木が多く、ヤドリギの着いた樹も沢山あるのでヒレンジャクが集まりやすい環境なのかもしれない。豊橋公園内の美術博物館横を通るとヤドリギのある大木の周辺に大勢のカメラマンが三脚をセットしてヒレンジャクを狙っている様子。小さいコンデジをぶら下げている自分は気後れして近づけない。近くへ行きたいが「邪魔だ!」と怒られそうな気もして躊躇してしまう。しかたないので吉田城の方へ移動することにした。吉田城の入り口にもヤドリギがあるのだが、丁度ヒレンジャクが群がってヤドリギの実を食べている最中だった。ヒレンジャクを初めて見れて感動していたが、ヒレンジャクはあまり動かないようで割と簡単に撮影できそうだった。さっそく持ってきたコンデジで狙ってみると距離もあまり遠くないためコンデジでも想像以上に綺麗に撮ることが出来た。すっかり気を良くした僕は公園の裏側を流れている豊川沿いを歩いて鳥を撮りながら帰ることにした。今まで気にしていなかった色々な鳥が撮影出来た。この時に青い鳥のイソヒヨドリにも出逢っている。この日の出来事がバードウォッチングに目覚める出来事になった。