ウシの仲間

鯨偶蹄目ウシ科ウシ亜科

従来はクジラ目と偶蹄目に分かれていたが、ミトコンドリアDNA法による分類からクジラとカバが近縁であることが分かり鯨偶蹄目となった。ウシ目(偶蹄目)には2つの蹄があり、中指と薬指が変化したもので二本が重心軸となっている。

ア行

アメリカバイソン

バッファロー
偶蹄目ウシ科バイソン属

分布域・北アメリカ

名古屋市東山動物園にて撮影。

ウシ・口之島牛 トカラ牛

鯨偶蹄目ウシ科ウシ属 

大正7~8年(1918年~1919年)にトカラ列島の諏訪之瀬島から導入され口之島南部に逃げ出して野生化した日本で唯一の野生牛。西洋種の影響を受けていない。 

愛知県名古屋市東山動物園にて撮影

ウシ・黒毛和種 

鯨偶蹄目

ウシ科ウシ属 

日本には古代に導入され役牛として利用されてきた在来種

愛知県豊田市三州足助屋敷にて撮影

ウシ・ジャージー種 

鯨偶蹄目

ウシ科ウシ属 

原産地:イギリス領海峡諸島ジャージー島原産の乳牛 

愛知県日進市愛知牧場にて撮影

 

ウシ・ホルスタイン種 

鯨偶蹄目ウシ科ウシ属 

ドイツのホルスタイン州が起源だが、品種として確立したのはオランダのフリースラントであるためフリースラント種とも呼ばれる。

静岡県朝霧高原にて撮影

エランド

偶蹄目
ウシ科エランド属
分布域・中央・南アフリカ辺り

愛知県豊橋市のんほいパークにて撮影

カ行

ゴーラル

偶蹄目
ウシ科ゴーラル属
分布域・インド、韓国、タイ、中国、ネパール、ミャンマー、ロシア南東部

三重県日本カモシカセンターにて撮影。

サ行

ジャコウウシ (剥製)

鯨偶蹄目ウシ科ジャコウウシ属

原産地:カナダ・グリーンランド

雄の角は基部の幅が広い。

雄は繁殖期に眼下線から匂いのする分泌液を出す。

日本カモシカセンターにて撮影

シャモア

偶蹄目
ウシ科シャモア属
分布域・ヨーロッパ

三重県日本カモシカセンターにて撮影。

シロイワヤギ

偶蹄目
ウシ科シロイワヤギ属
分布域・北アメリカ

三重県日本カモシカセンターにて撮影。

スイギュウ・水牛 

鯨偶蹄目ウシ科アジアスイギュウ属 

家畜種 アジア原産のアジアスイギュウを家畜化した。ウシとは縁が遠く交雑はしない。

 

セーブルアンテロープ

偶蹄目
ウシ科アンテロープ属
分布域・アフリカ南東部など

愛知県豊橋市のんほいパークにて撮影。

タ行

トムソンガゼル

偶蹄目
ウシ科ガゼル属
生息地域・ケニア・スーダン

愛知県豊橋市のんほいパークにて撮影。

ナ行

ニホンカモシカ

偶蹄目ウシ科カモシカ属
本州から九州に分布 雌雄ともに角があり単独で生活する。眼下腺から分泌される匂いの分泌液を木の枝などにマーキングする。特別天然記念物に指定されている。

2023/05/27

愛知県新城市庭野にて撮影

ハ行

バーバリーシープ

偶蹄目ウシ科バーバリーシープ属
分布域・アフリカ北部

ヤギ属とヒツジ属の中間にあたる属でヒツジ属に近い

2013/05/02 

東京都上野動物園にて撮影 

 

ヒツジ・メリノ種 

鯨偶蹄目ウシ科ヒツジ属 

メリノ種は羊毛の生産に飼育される 

野生種のムフロンを家畜化した

愛知県豊橋市のんほいパークにて撮影

ヒツジ・サフォーク種 

鯨偶蹄目ウシ科ヒツジ属 

サフォーク種は羊肉のための肉用種 

野生種のムフロンを家畜化した

愛知県豊橋市のんほいパークにて撮影

ヒマラヤタール

偶蹄目
ウシ科タール属
分布域・ヒマラヤ地方

三重県日本カモシカセンターにて撮影。

マ行

ムフロン

偶蹄目ウシ科ヒツジ属
分布:イラク・イラン

家畜として飼育されているヒツジの原種と考えられている。

大阪天王寺動物園にて撮影。

ヤ行

ヤギ・トカラヤギ 

鯨偶蹄目ウシ科ヤギ属 

鹿児島県トカラ列島原産

愛知県豊川市内にて撮影

ヤギ・シバヤギ種 

鯨偶蹄目ウシ科ヤギ属 

長崎県西彼杵半島の西海岸や五島列島で食肉用に飼育されていた小型ヤギに洋種のザーネン種が交配され純粋種は現存しなくなった。 

愛知県名古屋市東山動物園にて撮影

 

ヤギ・日本ザーネン種 

鯨偶蹄目ウシ科ヤギ属 

スイス原産のザーネン種を日本で改良した乳用種 

愛知県豊川市内にて撮影

ヤギ・ボア種 

鯨偶蹄目ウシ科ヤギ属 

原産地:南アフリカ原産の肉用種 

頭部が茶系、耳は大型で垂れ下がる

愛知県日進市愛知牧場にて撮影