タテハチョウ科の仲間

ア行

アオタテハモドキ・青擬蛺蝶 

チョウ目タテハチョウ科 

八重山諸島周辺に分布 

メスは色の変異が多い。

 

アカタテハ・赤立羽 

チョウ目タテハチョウ科アカタテハ属 

分布:北海道から沖縄 

幼虫の食草はイラクサ科の植物。

 

アカボシゴマダラ・赤星胡麻斑 

チョウ目タテハチョウ科

アカボシゴマダラ属

国内では奄美諸島周辺にのみ生息していたが、中国大陸産タイプの個体が神奈川県あたりで突如出現し確認された。

特定外来生物に指定。

 

アサギマダラ・浅葱斑 

チョウ目タテハチョウ科

アサギマダラ属 

食草はガガイモ科の植物 

夏に日本の山地で発生し秋になると南西諸島や台湾まで南下する。

 

アサマイチモンジ・浅間一文字 

チョウ目タテハチョウ科

オオイチモンジ属 

幼虫の食草はスイカズラ科の植物。

 

イシガケチョウ・石崖蝶 

別名イシガキチョウ・石垣蝶 

チョウ目タテハチョウ科

イチモンジチョウ亜科 

本州西日本から沖縄に分布 

幼虫の食草はイヌビワなどのクワ科の植物。

 

イチモンジチョウ・一文字蝶 

チョウ目タテハチョウ科

イチモンジチョウ亜科 

北海道から九州に分布 

5月頃から10月頃に見られる 

幼虫の食草はスイカズラ科の植物 

 

ウラギンスジヒョウモン・裏銀筋豹紋

チョウ目タテハチョウ科ドクチョウ亜科 

6月頃と9月頃から10月頃に見られる 

幼虫はスミレ類を食草とする 

環境省レッドリスト絶滅危惧II類(VU) 

 

ウラギンヒョウモン・裏銀豹紋 

チョウ目タテハチョウ科

ウラギンヒョウモン属 

幼虫の食草は野生スミレ類。

 

エルタテハ・L立翅 

チョウ目タテハチョウ科タテハチョウ亜科

3月下頃から6月上頃と7月下頃から9月末頃に見られる 北海道から中部地方以北に分布 1000m以上の山地に生息 

幼虫の食草はハルニレやシラカンバ 

2024年7月友人の彦坂氏による撮影

 

オオウラギンスジヒョウモン

大裏銀筋豹紋 

チョウ目タテハチョウ科 

幼虫はスミレ類を食草とする。 

愛知県:準絶滅危惧(NT)

 

オオゴマダラ・大胡麻斑 

チョウ目タテハチョウ科

オオゴマダラ属 

東南アジア原産

日本では南西諸島に生息

 

オオミスジ・大三條 

チョウ目タテハチョウ科

ミスジチョウ属

分布:北海道から本州滋賀県まで

幼虫の食草はウメやサクラ類などのバラ科の植物。

 

オオムラサキ・大紫 

チョウ目タテハチョウ科

オオムラサキ属 

愛知県:準絶滅危惧(NT)

 

カ行

カバタテハ・樺立翅 

チョウ目タテハチョウ科カバタテハ亜科

迷蝶であるが石垣島、西表島、波照間島、竹富島などで確認されている。

 

カバマダラ・樺斑 

チョウ目タテハチョウ科

一年中見られる 南西諸島に分布 

幼虫の食草はガガイモ科のトウワタなど

2024年5月友人の彦坂氏による撮影

 

キタテハ・黄立羽 

チョウ目タテハチョウ科キタテハ属 

幼虫の食草はクワ科のカナムグラ。

シータテハに似るが本種は翅外縁の凹凸は浅く、前翅の基部に1対の黒斑がある。

 

キベリタテハ・黄縁立羽 

チョウ目タテハチョウ科

タテハチョウ属 

幼虫の食草はカバノキ科のダケカンバやヤナギ科のドロノキなど。 

 

ギンボシヒョウモン・銀星豹紋 

チョウ目タテハチョウ科ドクチョウ亜科 

北海道から本州に分布 

6月から9月頃に見られる 

 

クジャクチョウ・孔雀蝶 

チョウ目タテハチョウ科

クジャクチョウ属 

幼虫の食草はクワ科・イラクサ科・ニレ科などの植物。

 

クモガタヒョウモン・雲形豹紋 

チョウ目タテハチョウ科

ドクチョウ亜科 

5月頃から6月頃と9月頃から10月頃に見られる 幼虫の食草はタチツボスミレなど。

 

コノハチョウ・木の葉蝶 

チョウ目タテハチョウ科 

南西諸島に分布 一年中見られる 

沖縄県指定天然記念物 

環境省レッドリスト:準絶滅危惧NT 

2024年8月友人の彦坂氏による撮影

 

コノハチョウ・木の葉蝶 

チョウ目タテハチョウ科 

南西諸島に分布 一年中見られる 

沖縄県指定天然記念物 

環境省レッドリスト:準絶滅危惧NT 

2024年8月友人の彦坂氏による撮影

 

コヒョウモン・小豹紋 

チョウ目タテハチョウ科ドクチョウ亜科 

北海道から本州に分布 

6月から8月頃に見られる 

 

コヒョウモンモドキ・小豹紋擬 

チョウ目タテハチョウ科

タテハチョウ亜科 本州に分布 

6月から8月頃に見られる 

環境省レッドリスト絶滅危惧IB類(EN) 

 

ゴマダラチョウ・胡麻斑蝶 

チョウ目タテハチョウ科

アカボシゴマダラ属

分布:北海道から九州 

幼虫はエノキを食樹とする。

 

コミスジ・小三條 

チョウ目タテハチョウ科

ミスジチョウ属 

分布:北海道から屋久島 

数回羽ばたいた後、水平に滑空する

幼虫の食草はマメ科の植物。

 

コムラサキ・小紫 

チョウ目タテハチョウ科

コムラサキ属 

分布:南西諸島を除く全国に分布 

幼虫の食草はヤナギ類。翅の紫色は光の方向で見え方が変化する。

 

サ行

サカハチチョウ・逆八蝶 

チョウ目タテハチョウ科

サカハチチョウ属 

幼虫の食草はコアカソ。

 

シータテハ・C立翅 

チョウ目タテハチョウ科 

3月頃から11月頃に見られる 

北海道から九州に分布 

キタテハに似るが本種は翅外縁の凹凸が激しく、前翅の基部に黒斑は無い。

 

スジグロカバマダラ・筋黒樺斑 

チョウ目タテハチョウ科 

一年中見られる 沖縄に分布 

 

スミナガシ・墨流 

チョウ目タテハチョウ科

イチモンジチョウ亜科 

5月頃から8月頃に見られる 

本州から沖縄に分布 

幼虫の食草はアワブキやヤマビワなどを食草とする。

 

タ行

タテハモドキ・立羽擬 

チョウ目タテハチョウ科タテハチョウ亜科

九州から沖縄に分布 

 

ツマグロヒョウモン・褄黒豹紋 

チョウ目タテハチョウ科

ツマグロヒョウモン属 

分布:本州関東以南に分布 

幼虫の食草はスミレ類

 

ツマムラサキマダラ・褄紫斑 

チョウ目タテハチョウ科

マダラチョウ亜科 

沖縄周辺に生息する。

 

テングチョウ・天狗蝶 

チョウ目タテハチョウ科

テングチョウ属 

幼虫の食草はエノキなどの葉。

 

ハ行

ヒオドシチョウ・緋縅蝶 

チョウ目タテハチョウ科

タテハチョウ属 

日本全国に分布し平地から山地まで見られる。幼虫の食草はエノキ 

 

ヒメアカタテハ・姫赤立羽 

チョウ目タテハチョウ科

ヒメアカタテハ属 

幼虫はキク科のハハコグサ、ヨモギなどを食草とする。

 

ヒョウモンチョウ・豹紋蝶 

別名コウゲンヒョウモン・高原豹紋 

チョウ目タテハチョウ科ドクチョウ亜科 

北海道から本州に分布 

6月から8月頃に見られる 

環境省レッドリスト準絶滅危惧(NT) 

 

フタスジチョウ・二條蝶 

チョウ目タテハチョウ科 

イチモンジチョウ亜科 

6月頃から8月頃に見られる 

北海道から本州に分布  

 

ホシミスジ・星三條 

チョウ目タテハチョウ科

ミスジチョウ属 

分布:本州から九州 

前列の白線が星状に分裂している。

幼虫の食草はマメ科の植物。

 

マ行

ミスジチョウ・三條蝶 

チョウ目タテハチョウ科

ミスジチョウ属 

分布:北海道から九州 

コミスジに似るが最前列の白線が直線状に細長い。幼虫の食草はカエデ類。

 

ミドリヒョウモン・緑豹紋 

チョウ目タテハチョウ科

ミドリヒョウモン属

幼虫はスミレ類を食草とする。 

 

メスグロヒョウモン・雌黒豹紋 

チョウ目タテハチョウ科

ヒョウモンチョウ属 

分布:北海道から九州 幼虫の食草は野生のスミレ類。雄と雌で色彩が異なる。

 

ラ行

リュウキュウアサギマダラ・琉球浅葱斑

チョウ目タテハチョウ科

リュウキュウアサギマダラ属 

沖縄周辺に生息する。

アサギマダラとは属が異なる。後翅の地色や斑点がで識別できる。

 

リュウキュウミスジ・琉球三筋

チョウ目タテハチョウ科

イチモンジチョウ亜科 一年中見られる 奄美から沖縄に分布 

2024年5月友人の彦坂氏による撮影

 

リュウキュウムラサキ・琉球紫 

チョウ目タテハチョウ科 

南西諸島南部に生息。

 

ルリタテハ・瑠璃立羽 

チョウ目タテハチョウ科

ルリタテハ属 

幼虫はサルトリイバラ・ユリ類などを食草とする