トンボ科の仲間

トンボ目トンボ亜目(不均翅亜目)

幼虫は水中で成長し幼虫から成虫へと変態する。

ア行

ウスバキトンボ・薄羽黄蜻蛉

トンボ目トンボ科

ウスバキトンボ属

分布:北海道から沖縄

アカトンボに似るが、くすんだ黄色から赤褐色。南方で発生し北上する

  

オオシオカラトンボ・大塩辛蜻蛉  

トンボ目トンボ科シオカラトンボ属

分布:北海道から沖縄

翅は透明で先端が少し褐色になる。

シオカラトンボに似るが、青色が濃く尾(腹部)の先端だけが黒い

 

オキナワチョウトンボ・沖縄蝶蜻蛉 

別名ベッコウチョウトンボ・鼈甲蝶蜻蛉

トンボ目トンボ科 チョウトンボ属 

奄美大島以南に分布 

2024年5月友人の彦坂氏による撮影

 

カ行

カオジロトンボ・顔白蜻蛉 

トンボ目トンボ科カオジロトンボ属 

6月頃から9月頃に見られる 

北海道から中部地方以北の山岳地帯に分布 

 

コシアキトンボ・腰空蜻蛉 

トンボ目トンボ科

コシアキトンボ属

全体的には黒色で尾(腹部)の一部が白く抜けて見えることから名がついた 

溜め池などで普通に見られる。

 

コフキトンボ・粉吹蜻蛉 

トンボ目トンボ科

コフキトンボ属

分布:北海道~九州 

シオカラトンボに似るが、尾(腹部)の1節から3節までにひだがある。成熟したオスは粉をふいたようになる。

 

サ行

シオカラトンボ・塩辛蜻蛉 

トンボ目トンボ科

シオカラトンボ属 

オオシオカラトンボに似るが、青色は薄く尾(腹部)の半分が黒い。平地で普通に見られる

 

シオヤトンボ・塩屋蜻蛉

トンボ目トンボ科

シオカラトンボ属 

山地の池や湿地などで見られる。

早春に発生し夏にはいなくなる。

尾(腹部)は先端まで青い

 

ショウジョウトンボ・猩々蜻蛉 

トンボ目トンボ科

ショウジョウトンボ属 

アカネ属のネキトンボに似るが腹部の幅が広くズングリしている。

平地の池や水田に広く分布する。

 

タ行

チョウトンボ・蝶蜻蛉 

トンボ目トンボ科

チョウトンボ属 

幅広い翅を持ちチョウのようにヒラヒラと飛ぶ 平地の水生植物の多い池でよく見られる。

 

ハ行

ハッチョウトンボ・八丁蜻蛉

トンボ目トンボ科

ハッチョウトンボ属

分布:本州から九州 

日本最小のトンボで湿地などで見られるが、分布は限られる。

 

ハラビロトンボ・腹広蜻蛉

トンボ目トンボ科

ハラビロトンボ属 

分布:北海道から九州 

水生植物の多い池や湿地で見られ発生地からあまり離れない。

  

ベッコウトンボ・鼈甲蜻蛉 

トンボ目トンボ科

ヨツボシトンボ属

生息地は静岡県・兵庫県・山口県・九州 ヨツボシトンボに近縁の為、交雑する場合がある。

愛知県:絶滅危惧IA類(CR)

  

ベニトンボ・紅蜻蛉 

トンボ目トンボ科 ベニトンボ属 

3月頃から11月頃に見られる 

本州南部から沖縄に分布 

2024年5月友人の彦坂氏による撮影

 

ヤ行

ヨツボシトンボ・四星蜻蛉 

トンボ目トンボ科

ヨツボシトンボ属 

分布:北海道から九州 

4枚の翅に各2個ずつ黒い斑紋がある。ベッコウトンボに近縁の為、交雑する場合がある。